こやじの独り言

わかりやすい

イールドカーブって知ってる？簡単に言うと、債券の利回りと償還期間の関係をグラフにしたやつなんだ。

横軸に償還までの期間、縦軸に利回りを使って、こんな感じのグラフになるよ。

通常、長期の債券は短期の債券よりもリスクが高いから、より高い利回りを要求されるんだ。だから、イールドカーブは右上がりになることが多いんだよ。これを「順イールド」って呼ぶんだ。

逆に、短期の債券の方が利回りが高い場合、イールドカーブは右下がりの形になるんだ。これを「逆イールド」って呼ぶんだ。逆イールドは、経済が不況に陥る兆候と見なされることが多く、金融市場で大きな注目を集めるんだ。

イールドカーブは、将来の金利動向を予測する上で重要な指標なんだ。順イールドであれば、将来的に金利が上昇すると予想されるんだよ。逆イールドであれば、将来的に金利が低下すると予想されるんだよ。

具体的には、イールドカーブの形状は、以下の3つの要素によって変化するんだ。

インフレ率が上昇すると、将来の金利上昇が予想されるため、イールドカーブは右上がりになるんだよ。逆に、インフレ率が低下すると、将来の金利低下が予想されるため、イールドカーブは右下がりするんだよ。

経済成長率が上昇すると、将来の金利上昇が予想されるため、イールドカーブは右上がりになるんだよ。逆に、経済成長率が低下すると、将来の金利低下が予想されるため、イールドカーブは右下がりするんだよ。

金融政策によって、金利が引き上げられると、イールドカーブは右上がりになるんだよ。逆に、金融政策によって、金利が引き下げられるとも、イールドカーブは右下がりするんだよ。

イールドカーブは、債券投資だけでなく、株式投資や為替取引など、さまざまな金融取引において重要な指標として利用されているんだ。

まぁ、こんな感じかな。イールドカーブって、意外と身近な指標なんだよね。知っておいて損はないと思うよ。

小さいおやじ（こやじ）の雑多な独り言